こんにちは、yonnです。
韓国でのワーホリ中、どんな所で働いていたのかの記事を書けていなかったので、今回のブログでは私が勤めていた企業とそこで起こった出来事について紹介したいと思います。

あくまでも私が過去に働いていた時の出来事/個人的意見なので、
参考程度にご覧くださいね~!
どんな所で働いてたの?
一番初めの自己紹介の記事でもちらっと書いたのですが、

ワーホリスタートから約9ヶ月ほど、某日系企業で勤務していました。もともと留学する予定だったのですが、某人気ブロガーさんの記事をきっかけに状況は一変。急遽ワーホリビザを申請→ソウルへ引っ越して間もなく、この企業で働くこととなりました。
そもそもなぜ留学をやめてまでこの企業でワーホリビザで働くことを選んだのか。それは「就労ビザ取得支援」という言葉に惹かれたからです(笑)
以前の記事で「安易に就労ビザ支援を謳う企業には気を付けて」と書いたのですが、この求人の場合
・割と名が知れている日系企業、支援もしっかりしてくれそう
・ブロガーさんも有名な方でちょっと安心していた
ということもあり、合格が決まったときは正直浮ついていました。その企業の採用担当の方にも、
「初めはワーホリビザで勤務してもらって、ある程度経過したら就労ビザに切り替える手続きをします」と案内されていたので、やった!!就労ビザまでの道が確約された!!と思っていたんです。今だから言える話ですが、こううまくいかないのが現実です・・・。
どんな仕事をしてたの?
ざっくり言うと、事務仕事です。とはいえ日本で経験したことのないジャンルの事務仕事だったため、未経験でのスタートでした。
経理補助、電話対応、書類作成、翻訳などなど。もちろんほぼ韓国語で業務を遂行します。もちろん仕事の引き継ぎもほとんど韓国語で行われます。独学で勉強をしてきた私は、ここで韓国語能力を随分鍛えられました。これはとても良い経験になったと思います。
例えば、電話対応。
・다시 말씀해 주시겠어요? (もう一度言っていただけますか?)
・~~연락처 알려주시겠어요? (連絡先を教えていただけますか?)
・~~성함이 어떻게 되세요? (お名前はなんとおっしゃいますか?)
韓国で働かれている方からしたら当たり前かもしれませんが、こういう言い回しは実際に働いてみないと分からないですよね。あとは社長、課長、主任といった役職に「様」をつけることも日本とは真逆で新鮮でした。(사장님,과장님,주임님 etc)

フリーのお仕事をする上でもこの経験が役立っています^^
ちなみにほぼ同じ時期に入社した同い年の同期(日本人)がいるのですが、彼女がいなければ9ヶ月も持たなかったと思います。それだけ過酷な環境だったんです(笑)
なぜ退職を決めたの?
これが気になる点かと思うのですが、なぜ退職を決めたか。
・就労ビザ支援について、初めと言っていることが違ったから
・先輩社員や上司の理不尽な態度が酷かったから
大きく分けて理由はこの2つです。
就労ビザ支援について、初めと言っていることが違った
就労ビザの申請時、自力でもなんとか書類を作成することは可能らしいのですが、外国人の就労ビザ申請に強い行政書士さんを通して申請を行うことが多いようです。この行政書士さんに支払う金額、まあ結構な大金です。ピンキリですが、だいたい1人当たり8-10万円程度(個人的意見)だったと思います。このお金、当初は企業側が負担してくれるはずだったんです。
そう、もうお分かりですね。はずだったので、このお金を出してもらえなかったんです。
こちらからしたら、はい?何言ってんですか???となる出来事ですが、理由が理由だったので仕方ないと言えば仕方ない・・・。でも当初と言っていることが違う時点で私はちょっとなあ、と思っていました。
ヒステリックに怒鳴り散らす先輩がいた
これはね、相当でした。端的に言うならやばかったです。先輩に関してはヒステリックな気分屋とでも言いましょうか・・^^;プライベートでなにか良くないことがあると、それを会社に持ち込んで部下に当たり散らしていらっしゃいました。
記憶をたどりながらこのブログも書いているのですが、当時この先輩から本当に色々と言われて精神状態も良くありませんでした(笑)
※今は前より丸くなったと風の噂で聞きました・・
先輩の怒鳴りレジェンド一覧↓
・電話は絶対ワンコール目で取れ
→日本だと2,3コール目で取るように教えられた(少なくとも私は)のでそのようにしていたのですが「なんでワンコール目で取らない!客を待たせるな!」と急にキレられ、同期と私、キョトン。
※後に他の上司や先輩がフォローしてくれましたが、難癖過ぎてびっくりでした。
・お客さんとの電話中になぜか電話が切れてしまい、「切れちゃったみたい」と同期と話しているところを突然怒鳴られる
→これ、怖かったですね~(笑)なぜか通話が切れてしまって、同期と↑のように話していたところ「電話もきちんとできないの?!」とキレられました。いや、切れたんだって・・・
・「〇〇さんは会社勤めじゃなくて、フリーで働く方が向いてるんじゃない?」と皆の前で言われる
→悪びれる様子もなく言われ、当時は反撃する余力もなかったのですが、今考えてみたらだいぶ失礼な発言ですよね?(笑)突然言われたので、はあ、とキョトン顔の私でした。
・書類作成時、チェックを頼んだらため息をつかれる。さらに「どうしても私がやらなきゃいけないんですか?どうせ合ってるでしょ?」というようなことを上司に向かって言う
→私が担当していた業務のひとつに毎月の社報の翻訳作業があったのですが、この翻訳のチェックを先輩に頼むように上司から言われていました。(その先輩が日本語が話せるため)毎月のことなので私も怯えながらお願いしていたのですが、ある時チェックをお願いしたとき、あからさまな溜息。そして上司に「どうしても私がチェックする必要があるのか。どうせチェックしなくても内容は合ってますよ」というようなことを言い出しました。
いや、怖えよ
結局そこは上司の一声でチェックしてもらったのですが、すご~~~く嫌な気分にさせられました。
他にもおそらく色々言われたと思うのですが、思い出せないのでここまでで・・・。だいぶひどい状況だったということはお分かりいただけたかと思います(笑)
上司の無神経な発言で精神状態がさらに悪化
ある日、上司に個室に呼び出された私。何を言われるのかと思っていたのですが、その時に言われた言葉で私の心は崩壊してしまいました。
「そんな仕事ぶりで就労ビザの発給を手伝ってもらえると思ってるのか?」
「これが最後の忠告だ。これで何も変わらなかったら、見放すからな。」
「ここでしばらく働いてきたのに、何も覚えてないのか?仕事しながらひとつも自己開発してないのか?」
きっと上司は、厳しい言葉をかけることでさらに奮起させようとしたのでしょう。しかし当時の私には全くの逆効果でした。あまり仕事も振ってもらえず(というより私に振る仕事がない)、椅子に座って時間をやり過ごす日々。とはいえ韓国語での業務を遂行するのでいっぱいいっぱいで、自己開発どころではありませんでした。
この日の昼休み、ひとり外に出て椅子に座りぼーっとしていました。なんだかやるせなくなり、当時からお付き合いしていた彼に電話した瞬間、大泣き。すり減った精神が限界に達しているんだなと悟りました。昼休み終了後会社に戻った途端に急な腹痛に襲われ、早退しました。
彼が近くまで迎えに来てくれて、その後タクシーに乗ったのですが、たまたまその時の運転手さんが女性の方だったんです。そこで何故か私は母のことを思い出し、タクシー車内でまた大号泣www
今となってはもう笑い話ですが、本当~~~~に辛かったんです。
お金は出せないと言われた理由
先ほど「就労ビザ申請のお金を出してもらえなかった」と書きましたが、この理由について。
会社の業績があまり伸びず、そこまでお金を出す余裕がなくなったからと伝えられました。金銭の支援はできないが、自分でお金を払うなら書類手続きの手伝いはする、と。
皆さん、えっ????となりませんでしたか?私はなりました(笑)
自分で支払えば就労ビザを取得できるチャンスが掴めるかもしれないとはいえ、額も額です。初めと言っていることが異なる点、上司/先輩からの理不尽な発言が重なり、私はすぐ退職する旨を告げました。
退職を決めてからの職場内環境
上司に退職を告げたその日から、あんなに理不尽に怒鳴りつけてきていた先輩が私に対して何も言わなくなりました。もちろん上司も。
いや、どれだけ私のこと必要なかったの と心の中で思いつつ、退職を告げたことで心が軽くなったことを覚えています。
最後の業務は例の翻訳業務だったのですが、いつもなら「ここもあそこも違う、ちゃんとやってるのか」と怒る先輩が何も言わず、笑顔で「ばっちりだね^^お疲れ様」と言ってきたのです。
逆に怖いですよね?(笑)
このような感じで、私の韓国企業での勤務は幕を閉じました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。あくまでも私個人の経験ですので、一概に他の企業もそうとは言い切れません。
ただ痛感したのは、どの国で働いていても1人は必ずいるということです。やっかいな人が・・・
あとは、しつこいようですが「就労ビザ支援を容易に謳う企業は疑ってかかること」をお忘れなきよう。
では今日はこのへんで。
またお会いしましょう~!
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