こんにちは、yonnです。
前回こちらの記事で、ワーホリ中初めに働いた職場について書きましたが↓

今回はその後に働いていた美容皮膚科での出来事についてご紹介しようと思います。

行く先々で事件(?)ばかり起こるので、ワーホリ話はネタの宝庫です。(笑)
※あくまでも私一個人が経験した出来事であり、他の美容皮膚科および病院について批判する意図は一切ございません。どの美容皮膚科で勤務していたかも伏せています。ひとつの読み物としてお考えください。
きっかけは情報サイトへの投稿
私が美容皮膚科で働くことになったきっかけは、某情報サイトへの投稿でした。偶然私の投稿を見てくれた方が連絡をくださったことがきっかけで、その美容皮膚科で同時通訳者として働くことになりました。その方もワーホリビザで働かれており、もともと日本で医療系のお仕事をされていたらしくお客さんとの接し方がとても上手く、いつも勉強させてもらっていました。
私が勤務していたのは、ソウル市内にある某美容皮膚科。日本人の方もよく来られていたように思います。院内は綺麗で入りやすい印象ですが、内部の人間関係はそう綺麗ではないのが現実ですね・・・(笑)
勤務されている方は院長以外すべて女性だったので、必然的に色々とドロドロしがちなのが目に見えていますね^^;
とにかく院長が変わり者だった
タイトルの通りです。とにかく院長先生は変わった方という印象でした。
個人的な意見ですが、お医者さんは変わった方が多いような気がします・・・ただ勤務していた皮膚科の院長先生は、あまり良くない意味で変わり者でした。
・気に入った看護師さんには凄く良くしている(+昔はセクハラ的な発言もされていたそうです)
・逆にそうでない看護師さんには冷たく厳しい→新しく入った看護師さんをすぐ辞めさせる原因になる
・お客さんがいてもとにかく早く帰りたがる(特に週末)
などなど、挙げたらきりがないくらい逸話があります・・・(笑)院長関連で個人的に衝撃的だったネタがあるのですが、後ほどご紹介しようと思います。
院内でプライベートな話をしたらそこまで。噂好きな女性社員たち
まず院長先生について書きましたが、そこで働く女性社員の皆様もとても個性的(?)でした。
とにかく噂が大好きで、油断してプライベートの話をしたらそこまで。尾ひれがついて院内中で広まり、あることないこと言われるから絶対に自分の話をしたらダメよ、と通訳担当者のチーム長にまず最初に釘を刺されるほどでした。特に院長先生の奥様が手強いと有名だそうで・・・
チーム長からの教えはこのようなものでした↓
・目が合ったら話しかけられるから、奥様が来られたら休憩室かどこかに退避すること
・もし話しかけられても、自分の話を絶対にしないこと。適当に相槌を打っておく
・他の社員さんについて聞かれたり、「〇〇らしいわよ」と話を振られても、絶対に同意したり深く聞いたりしないこと
はたから聞いたらなんだそれ、というような内容ですよね?でも実際にこれを守らないといけない世界だったんです。恐怖の女の園です・・・^^;
社員の扱いが割と雑で、すぐ辞める人続出
この美容皮膚科には、
・院長
・室長
・看護師さん
・皮膚管理をされる社員さん
・通訳担当者
がそれぞれ働いていたのですが、看護師さんが基本的には2名体制で勤務されるようになっていました。看護師さんのうち1名は長く働かれており、上記で書いたように院長先生がお気に入りの看護師さんなので、待遇も良くずっと働かれているようでした。もう片方の看護師さんはというと・・新しい方が入ってもすぐ退職→また募集→また別の方を採用→すぐ退職 という負の無限ループが続いていたようです^^;
おそらくなのですが、すぐに退職してしまう原因は待遇の悪さだったと思っています。
休みをまともに貰えない(もちろんお気に入りの看護師さんはきちんと休みをもらっている)、抗議しても改善されない・・・そりゃ辞めたくもなりますよね?
私が勤務していたときに入社された看護師さんは2名いらっしゃるのですが、そのうち1名は待遇の悪さに耐え切れなくなり、給料日にお給料をもらって以降突然出勤されなくなったそうです。(ちなみにとても優しい看護師さんでした)
これは完全に院側に原因があるのではと個人的には思います・・・^^;
院長のぶっちゃけ逸話エピソード
お待たせしました。院長先生の逸話をいくつかご紹介していこうと思います。
あくまでも読み物、ということをお忘れなきよう・・・^^
診察時間をできるだけ短く済ませたがる
初めの方で日本の方も良く来られると書いたのですが、院長先生はなぜか日本人のお客さんの診察になると早く診察を済ませたがる方でした。
施術内容など、何か突っ込んで質問されるのがあまりお好きではないようで、話がずっと続くと途端にイライラしだし、通訳者がいつもヒヤヒヤする始末。(お客さんにそんなことを知られてはいけないですからね)
お客さんが価格の話を始めたら「診察室を出てから説明します」と言って退出しなければならないと、これもチーム長から初めに教わったことのひとつでした。それほど長時間(長時間といっても5分もかからないと思うのですが)の診察を好まれない方でした。
使うとご機嫌が悪くなる薬剤がある
この話は書いていいのか悩んだのですが、ふんわりと書くことにします。ぶっちゃけエピソードですからね(笑)
美容皮膚科ですので、フィラーやボトックス施術ももちろんあります。
ご存知の方も多いと思うのですが、フィラーやボトックスに使われる薬剤は種類・価格帯も様々。基本的に、お客さんには形が綺麗に出る・長持ちするという点を重視して薬剤のおすすめや種類を説明します。ただ金銭的にちょっと厳しい・・・ですとか、どうしてもこの薬剤がいい!というお客さんにはその薬剤を使って施術を進めるようにしていました。
そんなある日、事件が。
ある日本のお客さんがフィラーを希望され、ひと通り薬剤の説明をして差し上げたのですが、ご本人の強いご希望で薬剤の指定をされました。基本的に「その薬剤はできるだけ避けて(院長がなぜか怒るので)」と言われていたのですが、ご希望を曲げるわけにもいかずそのまま進めることになりました。
診察に入る前に希望の施術内容をメモ用紙に記載し、通訳のチーム長や他の社員さんなどに記載内容を確認してもらい診察を受ける、という流れなのですが、チーム長や他の社員さんにも「これ、大丈夫?」と確認をされました。他の社員さんの中でも、特定の薬剤を使うと機嫌が悪くなることは周知の事実だったようです。「お客さんがどうしてもとおっしゃるので・・・」と説明し、診察を受け、いざ施術に入るというときでした。
施術室に入ってきた院長が、台の上に置かれている薬剤の種類を見るなり大激怒。
「なんでこの薬剤を使うんだ!!俺はこの薬剤使わないって言ってんだろうが!!!もう施術しないからな!!!!!」
院内中に響き渡る大きな声でこのような暴言を吐き捨て、自分の部屋に戻って行ってしまいました。
その場に残された看護師さんと私は、一瞬の出来事で茫然。大声を聞きつけた通訳チーム長と室長が駆けつけてくれたのですが、私はその後恐怖のあまり涙が溢れだし止まりませんでした。
結局、室長が院長先生をうまく説得してくださり、薬剤を変更して(お客さんにいただく金額は希望されていた薬剤の金額のまま)無事施術は終了しました。
このときたまたまお客さんが睡眠麻酔での施術をご希望され、この暴言はお客さんの耳に入らず済んだのですが、もし睡眠麻酔で施術されていなかったとしたら・・・あんな怒号を飛ばす皮膚科には絶対に来たくないだろうなと思うほどでした。これが一番のぶっちゃけエピソードでした。
おわりに
いかがでしたか?
余談なのですが、私がワーホリを終え帰国する頃に通訳のチーム長も退職されたと聞きました。
原因は院長先生の暴言。ここでは書けませんが、命を脅かすような暴言を吐かれたそうです。それが原因で体調を崩され辞めてしまった、とおっしゃっていました。
もちろん私が勤務していたところが全てではありません。親身になってお話を聞いてくださったり、丁寧に施術をしてくださる先生もたくさんいらっしゃるはずです。もし韓国で美容皮膚科に行かれることがあったら、しっかりどんな病院か・先生はどんな人か調べてみてくださいね。分からないことは通訳担当者にどんどん聞かれるといいと思います。
だいぶ長くなってしまいましたが、今日はここまで。またお会いしましょう~!
↓nちゃん愛用のレチノール。肌の調子がよくなりました♪